群馬県　前橋市　顕微鏡診療・歯周外科治療・歯内療法根管治療の大原歯科クリニック

当院の診療は予約制を原則としており、患者さん1名当たり30分間以上の治療時間を原則としております。また、難症例及び県外や海外からの遠距離通院の場合は、一回に4時間もしくはそれ以上の治療時間をとることも可能です。
診断システムにつきましては、現在世界最高水準の画像分析解像度を有する歯科用CTスキャンを導入しております。機種はヨシダ社製の「ファイン・キューブ」で、平成21年8月現在 群馬県内では国公立医療施設を含めましても、唯一の導入となっております。
当機は、直径8センチ×7.5センチと5センチ×5センチの2機種の円柱形の画像解析領域を持ち、高速解析処理、低被爆を実現した高性能機です。
このCT導入に伴いまして、より精密で安全なインプラント治療計画及び手術が可能となり、歯周病再生治療時における歯槽骨形態等の診断につきましても、3次元での立体的な画像表現を可能とし、全ての治療ユニットでモニター上で画像を確認しながら、診断・治療が可能なシステムを構築いたしました。
当院は、外部機関にCT撮影を委託している他の医療機関と異なり、院内にCTスキャンが設置されておりますので、手術中や手術後でも、必要があれば即座に撮影診断が可能なメリットがあり、患者さんに対する安全性や利便性は計り知れません。
また、難症例の根管治療（歯内療法）時の複雑な根管形態や病状の診断に 効力を発揮し、後述する手術用顕微鏡との併用で大学病院レベルでの高度先進医療手術にも対応可能となりました。
通常の歯科用デンタルX線撮影装置におきましても、完全デジタル化されており、通常のフイルムを用いた撮影の10分の1程度の放射線量での撮影が可能となり、患者さんに負担の少ないシステムといえます。
診療システムにつきましては、歯科領域では現在考えられる最高の顕微鏡診療システムである ドイツ製カール・ツアイス社の歯科用実態顕微鏡 最高位機種「プロ・エルゴ」及びハイビジョンビデオ映像分析システムを、県内でいち早く導入し、精密顕微鏡歯内治療法や微細手術を実施し、数多くの難症例や他院からの紹介症例に対応して患者さんの好評を得ております。
この顕微鏡での診断及び治療画像も、顕微鏡設置ユニット前の32インチのハイビジョンモニターにて観察可能とし、録画再生して診断結果や治療内容を患者さんにご覧頂くことも可能です。
また、新しい治療システムとしては、超音波を用いたピエゾサージェーリー（超音波外科手術装置）の導入が挙げられます。現在までの骨に対する外科装置は、回転する歯科用のモーター等を用いて行われておりましたが、ピエゾサージェリーは、この処置を特殊な超音波の20種類以上の手術用チップを用いて、より早く正確に、患者さんの負担を少なく行う医療機器です。最新鋭機ですので、まだ国内での普及率は大変低い装置ですが、当院では各種歯周手術や顕微鏡手術・歯槽骨再生手術等に使用しております。