診療に対する考え方
過去に、歯科医師が安易に歯を抜き過ぎることが、問題になった時期がありました。 その時に、ある高名な歯科医師が、こんな言葉を言っていました。 「歯はピンセットで抜くものだ」と。なるほどそこまでして歯を残す努力は素晴らしいと思いました。 しかし、ピンセットで抜けるようになるまで揺らいだ歯で、まともな食生活が送れるのでしょうか? 揺らいだ歯が気になって、まともな食事すら出来ないかも知れません。 しかし、現代の教育を受けた歯科医師である私たちは、すぐにその言葉の過ちに気づき、最善の治療法の選択を行いますが、当時の歯科医療水準では そのような考え方でも、あながち間違いではなかったのかもしれません。今から20年以上前の逸話です。 最近の約10年間で、歯科医療は劇的な変化を遂げました。また、これからも劇的に進化する要因を含んでいます。 私自身、可及的に歯科医療の最前線で研鑽しているつもりですが、その私にしても困惑するような速度と方向性で、歯科医療は進歩し続けています。その骨子となる幾つかの最新歯科医療についてご説明いたします。 現在の歯科医療で、三種の神器と言われる様になったことがあります。ちなみに古い話をさせていただくと、私の恩師の現役時代では、「金属床義歯」・「ポーセレン冠」・「アタッチメント装置」であったということです。 現在では、「顕微鏡診療」・「CTスキャンによる診断」・「CAD/CAMを用いた技工物作製」ということになっています。当院では、この3つの最新歯科医療全てを導入して診療を行っています。 |
院長の主な経歴・研究歴
昭和33年12月25日 愛知県生まれ 昭和52年3月(18歳)群馬県立前橋高等学校卒業 昭和52年4月神奈川歯科大学歯学部歯学科入学 昭和58年3月(24歳)同大同学部卒業 同月施行の第73回歯科医師国家試験合格 昭和58年4月神奈川歯科大学大学院歯学研究科歯科補綴学専攻入学 主任教授 松尾悦郎教授に師事 昭和62年3月(28歳)同大学大学院卒業 学位論文及び副論文(2通)提出 歯学博士号(学位)授与 学位番号 甲第123号 昭和63年3月(29歳)群馬県前橋市千代田町4丁目に大原歯科クリニック開設 昭和63年4月神奈川歯科大学補綴科非常勤講師 平成4年8月(33歳)スウェーデン国立イエテボリ大学ブローネマルク・クリニックにてインプラント研修終了 インプラント外科学の世界的な権威、レックホルム教授、インプラント補綴学をヤムット教授に師事 サフィスケート(修了証)取得 平成6年4月(35歳)日本補綴歯科学会認定医(現在連続4期認定継続) 平成11年10月(40歳)現在開設地の群馬県前橋市三俣町3丁目に移転開設 平成13年6月(42歳)「信頼できる歯医者さん2000人」主婦の友社刊行に掲載される(群馬県内では22人) 平成19年3月(48歳)M.I.E.にて精密顕微鏡診療の専門研修終了 サフィスケート取得 平成20年6月(49歳)「歯科の実力」読売新聞社刊に日本補綴歯科学会専門医として掲載される 平成21年4月(50歳)M.T.I.にて顕微鏡診療下での歯周外科及び審美手術の専門研修終了 サフィスケート取得 平成21年6月M.I.E.にて精密顕微鏡外科手術の専門研修終了 サフィスケート取得 資格・所属学会 歯学博士 日本補綴歯科学会認定専門医 日本歯内療法学会会員 日本顕微鏡歯科学会会員 日本歯科医学会会員 神奈川歯科学会会員 |
トップへ戻る |